新年のご挨拶
会長 矢野精一
謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
交通安全協会員をはじめ県民の皆様には、御家族ともどもお健やかな新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
さて、当協会では、旧年中、安全な交通社会の実現を使命として、各地区交通安全協会をはじめ、警察、県・市・町、交通関係の行政・関係機関・団体、地域住民の皆様と一緒に、交通安全対策を推進してまいりました。
その結果、「交通死亡事故抑止“アンダー50”」の目標を7年越しに達成することができました。ひとえに県民総ぐるみ運動の成果であり、誠に喜ばしい限りであります。
しかし、交通死亡事故の実態を見るとき、シートベルトをしていれば、ヘルメットをかぶっていれば、反射材を身につけていれば、助かっていたかも知れない命があります。
このため、交通安全協会では、交通死亡事故の実態を踏まえ、シートベルト、ヘルメット着用の徹底、夕暮れ時の早めのライト点灯、横断歩道における歩行者保護の徹底、反射材の着用の習慣化等を重点に取り組んでまいります。「思いやり」にあふれた優しい交通社会の実現に向け、引き続き皆様の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が、皆様にとって、交通事故の被害者にも加害者にもならない、明るい1年となりますことを御祈念申し上げ、新年の御挨拶とさせていただきます。
令和2年元旦
一般社団法人 愛媛県交通安全協会
会長 矢野 精一